三菱自、水島の軽生産一時停止へ 新型コロナ影響で部品調達に支障


  三菱自動車(東京)が27日夕から、水島製作所(倉敷市水島海岸通)で軽自動車の生産を一時停止することが分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で海外からの部品調達に支障が出ているため。4月10日まで組み立てラインを休止するという。

 同製作所は三菱自の国内最大の生産拠点。連合を組む日産自動車(横浜市)と共同企画し、19日に発売した「eKスペース」(日産名ルークス)を含めた軽5車種と、「RVR」など普通車2車種を製造している。2019年度上半期の生産台数16万2846台のうち、軽自動車は11万1910台と7割近くを占めた。

 関係者によると、感染拡大による国際的な部品供給網の混乱で、一部の部品が不足しているという。2交代制で操業している軽自動車組み立てラインのうち、27日夕からの勤務をなくし、以降は終日休止する。減産は最大数千台に上る見込み。従業員約2500人の雇用は維持する方針。

 同製作所が計画外で生産を停止するのは、18年の西日本豪雨以来。当時は物流の混乱や従業員の被災で7月6日から15日まで断続的に休業した。