ルパンのように・・・ゴーン被告の出国 周到に計画 妻キャロルさんが重要な役割か ( 今後の日本の国際評価の動向、どうなる?)
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  日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告が秘密裏に中東のレバノンに出国していた問題について、欧米の複数のメディアは計画が数週間前から周到に準備され、妻のキャロルさんが重要な役割を担ったと伝えました。

日産自動車のゴーン元会長は、みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪などで起訴され、保釈中は海外への渡航が禁じられていましたが、日本を秘密裏に出て先月30日にレバノンに入国していたことが明らかになりました。

これについて欧米の複数のメディアは、計画が数週間前から周到に準備されたものだったと伝えています。

このうちアメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、計画に関わった人物の話として、「集められたチームは、先週末に計画を実行し、ゴーン元会長は監視下に置かれた都内の住居から連れ出されてプライベートジェットでトルコに向かった。さらに飛行機でレバノンに向かい、そこで作戦の主要な役割を担った妻のキャロルさんと落ち合った」と報じています。

また、フランスの有力紙ルモンドは情報筋の話として、キャロルさんが、トルコと良好な関係を持つ異父兄弟と準備を進めた可能性が高いと伝えました。

ただ、海外渡航が禁じられていたゴーン元会長がどのようにして出国審査などの網をかいくぐり、レバノンまで移動できたのかは明らかになっておらず、今後の焦点となります。

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「ゴーン被告は合法的に入国 自家用機で」レバノン当局認める

 保釈の条件で海外への渡航が禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告について、レバノンの治安当局は「合法的に入っている。法的な措置を取る必要はない」と発表し、レバノンに入国したことを公式に認めました。

みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪などで起訴され、保釈中だった日産自動車のゴーン元会長は先月31日、声明を発表し、日本を出国して今はレバノンにいることを明らかにしました。理由について「不公正な日本の司法から逃れるためだ」と主張しています。

これについてレバノンの治安当局は31日、「合法的にベイルートに入っている。法的な措置を取る必要はない」と発表し、30日に入国したことを公式に認めました。

レバノンの治安当局者によりますと、ゴーン元会長とみられる人物は経由地のトルコからプライベートジェットでベイルートに到着しました。その際、搭乗者名簿にゴーン元会長の名前はありませんでしたが、入国の際には、ゴーン元会長の名前が記載されたフランスのパスポートが提示されたということです。

一方、レバノンの外務省は声明で「ゴーン氏がどのような環境で日本を出国し、レバノンに入国したのかは把握していない」としていて詳しいことは明らかになっていません。

日本とレバノンは容疑者の身柄の引き渡しに関する条約を結んでおらず、今後、日本が身柄の引き渡しなどを求めたとしても、レバノン側の協力が得られるかは不透明な情勢です。

ゴーン被告の住宅 人の出入り確認できず
レバノンの首都ベイルートの高級住宅地にあるゴーン元会長の住宅では、警備員や警察官の姿は見られたものの、人の出入りは確認できず、ひっそりとしていました。

警備員の1人は「ゴーン元会長は中にいるのか」という記者の問いに対し、「何も話せない」としか話しませんでした。また住宅の周辺では、報道関係者の姿も多く見られました。
レバノンの市民は
レバノンの首都ベイルートでは、ゴーン被告がレバノンに出国したことについて市民から驚きの声とともに、さまざまな意見が聞かれました。

このうち27歳の男性は、「日本は法律に厳格で、彼はパスポートもないはずなのに今回の行動はとても驚きで、どうやったのか興味津々です。日本の司法制度が迅速で問題がなければ、ゴーン元会長が逃げることもなかったと思います。彼の行動は理解できます」と話していました。

また別の男性は、「自分は無実だと感じたからレバノンに戻ってきたのでしょう。ゴーン氏は会社のために尽くした成功者です」と話していました。

一方、58歳の男性は、「日本のような国でこのようなことが起き、とても驚きました。もし彼が罪を犯しているのなら逃れることは決して良くないし、それは、レバノンにいても同じことです。法律には従うべきで、彼の行為は受け入れられるものではない」と話していました。

また27歳の男性は、「日本から逃げてくるなんてとても驚いた。腐敗には反対だし、ゴーン元会長がレバノンに戻り英雄扱いされているのもおかしい」と話していました。
フランス外務省「レバノン到着 報道で知る」
フランスの外務省は31日、声明を出し、ゴーン元会長が中東のレバノンに到着したことについて報道を通じて知ったことを明らかにしました。

そのうえで日本から出国することは事前に知らされていなかったほか、どのような状況で出国したかも情報はないとしています。
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【声明全文】ゴーン被告「私はレバノンにいる」渡航禁止も出国


金融商品取引法違反などの罪に問われ、ことし4月に保釈された日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が「私はいまレバノンにいる」とする声明を発表し、海外への渡航を禁じられているにもかかわらず日本を出国したことを明らかにしました。声明では出国の理由を「不公正な日本の司法から逃れるためだ」と主張していて、今後、レバノン政府がどう対応するかが焦点となります。(声明全文を掲載)


日産自動車のカルロス・ゴーン被告は、みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪と日産の資金を不正に支出させるなどした特別背任の罪で起訴され、ことし4月に保釈されました。

東京地方裁判所が保釈の際に示した条件では、海外への渡航は禁止されています。

しかし、ゴーン元会長は日本時間の31日正午すぎ、アメリカの広報担当者を通じて声明を発表し、この中で、「私はいまレバノンにいます。もはや私は有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなります」と述べ、すでに日本を出国したことを明らかにするとともに日本の司法制度を批判しました。

そして、「私は不公正と政治的迫害から逃れました。ようやくメディアと自由にコミュニケーションできるようになりました。来週から始めるのを楽しみにしています」と述べ、近くメディアなどへの何らかの対応を行うことを示唆しました。

レバノンの治安当局者によりますと、ゴーン元会長と見られる人物はプライベートジェットにのってベイルートに到着したということです。その際の乗客名簿には違う名前が記載されていたということです。
ゴーン被告 声明全文 ゴーン被告 声明全文
カルロス・ゴーンからの声明。
私はいまレバノンにいます。
もはや私は有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなります。
日本の司法制度は、国際法や条約のもとで守らなくてはいけない法的な義務を目に余るほど無視しています。
私は正義から逃げたわけではありません。
不公正と政治的迫害から逃れたのです。
いま私はようやくメディアと自由にコミュニケーションできるようになりました。
来週から始めるのを楽しみにしています。
ゴーン被告とレバノン
レバノンは、ゴーン元会長の祖父の出身国です。
ゴーン元会長はブラジルで生まれ幼少期を過ごしましたが、6歳の時にレバノンに移住し、レバノンの高校を卒業しました。
ゴーン元会長はフランス、ブラジルのほかにレバノンの国籍も持っています。

日産の会長になってからもたびたびレバノンを訪れ、社会奉仕活動に寄付をするなど強い結び付きを保ってきました。東京拘置所に勾留されていた際にはレバノンの大使館の関係者がたびたび面会に訪れました。

こうしたことから、レバノンでは、ゴーン元会長はビジネスで大きな成功を収めた人物として尊敬を集めていて、日本の検察に逮捕された際にも、レバノンの人々からは「何かの間違いだ」などとゴーン元会長を擁護する声が多く聞かれました。

また、「私たちは皆、カルロス・ゴーンだ」というスローガンとともに、ゴーン元会長への支援を訴えるキャンペーンも行われています。

さらにレバノン政府としても去年11月には、レバノンの外相が、ベイルートに駐在する日本の大使を外務省に呼び出し、逮捕について説明を求めたり、政府から弁護士を派遣する考えを示したりするなど、ゴーン元会長を支援する立場を取っています。

関係者によりますと、ゴーン元会長が中東のオマーンの販売代理店に日産の資金を支出させ私的に流用したとされる事件では、みずからに資金を還流させる際に使ったとみられるペーパーカンパニーの設立に前会長と親しく同じ学校の出身だったレバノン人の弁護士が関わっていました。

また、日産が投資の名目でおよそ60億円を出資したオランダの子会社を通じて前会長のレバノンの高級住宅が購入されていたことも日産の内部調査などで明らかになっています。

このほかゴーン元会長がレバノンの3つの大学に対してゴーン前会長の指示で正式の社内手続きを経ずに寄付を行っていた疑いも明らかになり、このうち、1つの大学には5年間で合わせて100万ドル=1億800万円を寄付していたということです。

ゴーン前会長は去年11月19日、レバノンから到着したジェット機を降りた直後に羽田空港で逮捕されていました。
レバノン政府の対応が焦点に
レバノン政府は、ゴーン元会長の到着についてこれまでのところ公式な反応を示していませんが、日本政府から入国の経緯についての説明や身柄の引き渡しなどを求められた場合、どのように対応するのかが今後の焦点となります。

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参考

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地方からの「視点」

2020 0111



2020 0109 
ゴーン 海外逃亡!会見 「火のないところに煙はたたない」ゴーン被告が会見で表情変えた場面 日本メディア(3社)/逃亡の経緯語らず失望の声


2020 0101 



2018 11 21


2017 01 07


2016 12 13


2016 12 15


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